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推理小説おすすめ6選

私の読書体験は宮部みゆきの「レベル7」からはじまる。

 

レベル7(セブン) (新潮文庫)

レベル7(セブン) (新潮文庫)

 

 おそらく読んだのは小学校の高学年の頃だっただろうか?それはもう、頭をがつんと殴られたような衝撃を今でも覚えている。その衝撃とは、「こんなに面白いものがこの世にあるのか」という衝撃だ。今まで読んできた本とも、漫画とも、ドラマとも、映画とも違う衝撃、そう、初めて読む「推理小説」の面白さに心を奪われたのである。

 

今でもたまに読み返すが、今になって読むと、正直なところ著者の他の作品に比べ、特段優れているとは言えない。でも、「これが本を読むという事なのか」と誤解させてくれ、今日にいたるまで推理小説を愛するきっかけとなった大切な1冊である。

 

その後小学生らしく、はやみねかおる氏の夢水清志郎シリーズ

 

そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ-ト (講談社青い鳥文庫)

そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ-ト (講談社青い鳥文庫)

 

 

中学生になったら恩田陸氏(推理小説作家だと思っている。)

 

六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)

 

 

高校生になったら若竹七海

 

ヴィラ・マグノリアの殺人 (光文社文庫)

ヴィラ・マグノリアの殺人 (光文社文庫)

 

 

大学生になったら北村薫氏の「わたし」シリーズ

 

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

 

 

など、もちろん男性も楽しめるだろうが、女性にとって親しみやすい推理小説作品を楽しんできた。

 

中でも特に思い入れがあるのが西澤保彦

 

麦酒の家の冒険 (講談社文庫)

麦酒の家の冒険 (講談社文庫)

 

 

先日衝動的に再読したくなり、アマゾンで大量購入。至福の読書体験でした。

 

特に匠千暁シリーズは、何回読んだかわからぬほど。「いつか実写化されたら」とふとしたときにキャストを考えています。

 

 

推理小説ってなんなのだろう。と思う。

 

きっと読まずに一生を終えていく人も多いのだろうな。

私にとって「本」とは「推理小説」のことなのです。

 

「謎」って、日常の中にはあまりありませんよね?

「本」だからこそ可能なトリック、舞台設定で、非日常の「謎」の世界に導いてくれる。そんな推理小説が読みたいのだ。

 

 

 推理小説おすすめ6選でした