はじめに
はじめに
このblogを書き出すにあたり、きっかけは2つある。
自分のための覚え書きとして、綴っておきたい。
1つは2014年の2月20日の金曜ロードSHOWで「風立ちぬ」を観賞したこと。
もう1つはNHK 「SWITCHインタビュー達人達 松井優征X佐藤オオキ」と観賞したこと。
「風立ちぬ」の観賞は2回目。
1回目の観賞の後、有名な岡田斗司夫さんの批評を見て、2回目を見る事を楽しみにしていた。なるほど自らの欲望をためらうことなくさらす芸術家の覚悟をみたが、それ以上に今回の観賞でやけに心に残った言葉は、劇中で何度も繰り返される、「まだ、風が吹いているか?」という言葉だった。
なぜ、この言葉がやけに心にひっかかったのか。
その後「SWITCHインタビュー達人達 松井優征X佐藤オオキ」を観賞。松井優征さんは「暗殺教室」の作者の漫画家さん。佐藤オオキさんはnendoというデザイン会社を立ち上げたデザイナーさん。創作性について語りあう彼らをみて、私は「ああ、彼らのなかには風が吹いているのだな」と思った。その事実がたまらなくうらやましかった。
そして私の中に「風は吹いているのだろうか?」
私はここ1年くらいとてもぐずぐずしている。このままで良いのかずっと考えている。
でも思ったのだが、そう悩む時点で、おそらく風は吹いているのだ。全く風が吹いていなければ、悩む事はないはずだ。
私の中に、何かを創作し、発信したいという風が吹いている。どんなわずかな事でも良い。
だからこのブログを開設した。